zencro’s diary

乱歩奇譚SSと雑記

ナミコシ

完成

「……ここは」「お、お目覚めかな?」 見回すとぐるりはコンクリートの壁だった。見上げると高い天井にはむき出しの配管。 どこかの古い倉庫跡か何かのようだ。 声の主は、壁の天井近くにはめ殺しになった窓から漏れる陽光を背に、不自然なほど距離を置いて立…